決断には、
必ずリスクが伴います。
上手くいく保証はない。
失敗した時の責任も、
事前には整理しきれない。
それでも、
決めなければならない場面が人生にはあります。
多くの場合、
人は「安全な決断」を探します。
失敗しにくい選択。
批判されにくい判断。
説明しやすい理由。
けれど、
それらは本当に
リスクを引き受けた決断なのでしょうか。
ただ、
リスクを見えない場所に
押し出しているだけではないでしょうか。
決断のリスクは、
決してゼロにはできません。
分散もできる。
先送りもできる。
逃げ道を残すこともできる。
それ自体が
悪いわけではありません。
ただ、
逃げ道を残したままの決断には、
後になって
別の形の重さが返ってきます。
「本当は、決めていなかった」
「選んだつもりで、選んでいなかった」
そう気付く瞬間は、
少し遅れてやってきます。
その時は、
決断の結果ではなく、
決断の姿勢が問われる事になります。
リスクを引き受けるというのは、
無謀になる事ではありません。
すべてを賭ける事でもありません。
・どこまでを自分が背負うのか
・何を失う可能性があるのか
・それでも選ぶ理由は何か
それらを、
自分が認識し、受け止める覚悟の事です。
決断の重さは、
その瞬間には測れません。
正しかったかどうかは、
後からしか分かりません。
それでも、
引き受けた決断は、
必ず何かを残します。
失敗なら、
修正の方向を。
後悔なら、
次に避ける感覚を。
このサイトでは、
「リスクを取れ」とは言いません。
ただ、
どのリスクを引き受けたのか
それを曖昧にしない事。
それだけを、
大切にしています。
ここは通過点です。
決断は、
一度きりでは終わらない。
引き受けたリスクは、
次の決断の輪郭を
少しだけ、はっきりさせます。